人気テレビ番組の“カラオケ採点最強女王”として話題沸騰の歌姫・May J.が、夏の名曲をミドル〜バラードでリアレンジしてお贈りするカヴァー・アルバム『Summer Ballad Covers』をリリース! 彼女が収録曲にかけた想いを聞いて来ました。 Text●川倉由起子 Photo●藤里一郎
取材協力●Asian Healthy Dining Glamorous May J.(メイジェイ)●1988年6月20日生まれ。日本、イラン、トルコ、ロシア、スペイン、イギリスのバックグラウンドを持ち多彩な言語を操るマルチリンガルアーティスト。幼児期よりダンス、ピアノ、オペラを学び、作詞、作曲、ピアノの弾き語りからアパレルブランドのカタログモデルをもこなす。2006年ミニ・アルバム『ALL MY GIRLS』でデビュー。Sugar Soul feat. Kenjiの名曲「Garden」のカヴァーで脚光を浴びる。全国各地で毎年約100本のライヴを行なっているほか、人気テレビ番組にも出演しその圧倒的な歌唱力を遺憾なく発揮している。
- ――夏の歴史的名曲を歌い上げるカヴァー・アルバム『Summer Ballad Covers』。とても楽しく聴かせていただきました! どうしてこのカヴァー・アルバムを作ることになったんですか?
- テレビ番組のカラオケ採点対決企画に去年から出させていだいてるんですが、放送のたびに視聴者の方からたくさんメッセージをいただくんですね。「すごく感動した」とか「涙が出ました」って。そんな中に「ぜひカヴァー・アルバムを出して欲しい」っていう意見もすごく多くて、私も以前からカヴァーに興味があったのでやってみようかなと。リクエストをいただいたからには、それにしっかり応えたいという気持ちで制作に臨みましたね。
- ――では、リスナーの声が背中を押してくれたということ?
- はい。それはすごく大きいと思います。
- ――収録曲はどのように決めていったんですか?
- リリースが6月と決まっていたので、まずはみんなに楽しんでもらえる夏っぽい曲を集めたいなと思って。小さい頃から自分が親しんできた曲、たくさんの人に愛されている名曲を中心にセレクトしていきました。 “幅広い世代が聴けるように”っていうのも今回の大きなテーマで、テレビ番組を見て知ってくれた小学生から自分の親世代、祖父母世代まで、すべての年代に響くものにしたいなって。
- ――そんなに幅広い層の人が見てるんですね!
- そうなんです。番組に出てからライヴに来てくださる年齢層もすごく広がって私もビックリしました。だから、そういう全ての人たちに楽しんでもらえるものにしたかったんです。