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【大森靖子】
弾き語りを基本スタイルに活動する、
新少女世代言葉の魔術師。
'14夏はTokyo Idol Fes、フジロック、
ロックインジャパンに出演
【大森靖子&THEピンクトカレフ】
大森靖子(ヴォーカル/アコースティック・ギター)
小森清貴(ギター)
高野京介(ギター)
大内ライダー(ベース)
川畑 usi 智史(ドラムス
本作『トカレフ』の最後を飾るのは、大森のギターの師であり、2011年に急逝したフォーク・シンガー、加地等のカヴァー「これで終わりにしたい」だ。それまでのバンド・サウンドから一転、大森の弾き語りによって紡がれたこの曲がアルバムの最後に配置されていることも、ピンクトカレフの終わりを示唆しているように思えるが、その真意は?
大森「この曲を最後に入れようと思ったほうが、解散を決めたのより先でした。……でも、もしかしたら、もう終わりにしたいって思ってたのかもしれないです。あと、加地さんのことも終わりにしたいんですよね、もう。あの人に教えてもらったことで、やれることはやり切ったから。もちろん、ずっと残るけど……でも、どうせ悪口言ってるから。加地さんって、売れてる人の悪口ばっかり言ってたんですよ。死んでからも、どうせ私の悪口言ってると思う(笑)。その感じでいいやってなっちゃったんです。私が頑張って、加地さんの名前をもっと広げてあげたいっていうのも、もうやることじゃないから。そのモードは終わらせたほうがいいよなって」
ピンクトカレフとしてのアルバム・リリース、そして解散――それはきっと、大森にとっての、インディーズ時代の自分自身に対する“けじめ”であり“決着”なのだろう。かつてライヴハウスでカリスマ的な人気を誇った彼女の歌は、その吸引力を、今やお茶の間レベルにまで高めようとしている。3月から始まる全国ツアーは、そんな彼女のキャリアにとって大きな転機になるのかもしれない。
大森「今回のツアーは、直枝さんが『洗脳』の音源のアレンジを生バンドで超えるって言ってるので、それが超楽しみです。あと、大きいところもやるし、馴染みある場所でもやるし、その場その場のステージに適応する編成なり自分のモードなりが必要なんだなって思ってます。変わらずにやるものは変わらずやっていって、大きい場所に出るときは、そのぐらいのキャパが自分にもないといけないんだなって。でも、そういう覚悟って自分の中だけではできないんですよね。だから、わかりやすく何かを終わらせたがったりしてるのかもしれないですね。今回みたいにバンドを終わらせたり、わかりやすく髪を切ったり、色を変えたり。毎回、そういうのを人に気付いて欲しがってるのかもしれないです(笑)」
大森の音楽とは“命”と“感情”の普遍的表現だ。彼女の歌は、数多の人々の想いを受け止め、背負い、癒すことができる。しかしながら、メジャーというフィールドに立ったばかりの彼女には、まだ一抹の不安もあるようだ。その不安は思わぬところにも現れていた。
大森「今回、“♥爆裂!ナナちゃんとイくラブラブ洗脳ツアー♥”っていうツアー・タイトルなんですけど、私、本当は写真に写ったりテレビに出たりメディアに出たりするのが好きじゃないんです。やらなきゃいけないんですけどね。だから、ナナちゃんっていう熊のぬいぐるみがいるんですけど、この子が出たいっていう設定にして、いつも連れて回ってるんです(笑)。それで今回はもう、ナナちゃんを主体としたツアー・タイトルにしてしまって、グッズもほとんどナナちゃんのものばっかり。押し売りですね。ナナちゃんの押し売り(笑)。ナナちゃんの頭が割れるとナナちゃんの脳味噌が出てくるポーチとか、タオルとかトートバックも、もはや私の名前書いてないんですよ、後で気づいたんですけど(笑)。ナナちゃんばっかり。やっぱり、怖いじゃないですか。ファンは絶対にずっといるって思ってるんですけど、でも絶対的に自分を好きでいてくれるかどうかなんて、わかんないし。でも、ぬいぐるみなら、自分のことを好きっていう設定にしちゃえば絶対的に好きでいてくれるので、裏切らないんですよ(笑)」
大森の音楽は、常に聴く者と1対1の関係性を築く。彼女の歌は、聴く者が日々の喧騒の中で無かったことにしてしまう想いを、無かったことにしない。喜びも悲しみも怒りも孤独も、私たちが抱えるすべての感情が存在することを許してくれる。その1対1の深い契りは、どれだけ大森の活動規模が大きくなろうと決して変わることはないだろう。しかし、その契りの深さゆえに、抱えるものも大きい。
大森「なんというか、(自分とファンの)繋がりが深すぎるから。ファンの人に、彼氏と喧嘩する時みたいなテンションで話しかけられたりするんです。ミュージシャンとファンじゃなくて、人と人との普通の関係性で喋ってくるというか。それがやりたかったことだし、いいんですけど、でも、それぞれの中に大森靖子像があるから、ひとりの人がそれを主張した時に、別の人の“それは違う!”っていうジレンマが大きいんですよね。私は正直、どっちでもいいんですよ。どっちも私だし、“どっちでもいいよ”って思ったりするんだけど、女の子のファンとおっさんのファンでぶつかりあったりするし、女の子同士やおっさん同士でぶつかりあって、大変なことになったりするから。たまに“この人たち、どこに行っちゃうんだろうな”って思ったりして。結果、楽しそうだし、可愛いんですけどね。意外と、誰も私のライヴで暗い顔はしてないから。みんな気持ちよさそうというか、何かを見つけた感があるから……そこは面白いなって思いますけどね」
インディーズ時代から、その多作ぶりも話題だった大森靖子。今回も『洗脳』から約3ヵ月での『トカレフ』リリースとなったわけだが、最後に、彼女にとって作品とは?
大森「自分の作品って、1ヵ月経つと全然聴かなくなるんです。嫌なんですよね。昔の変なプリクラとか、誰かの家に残ってるんだろうな、みたいな。昔書いたイタい手紙とか、残ってたら嫌だな、みたいな……そんな感じ(笑)。“あんなこともあったなぁ”って思える時ですか? それって、死ぬ時ですよね(笑)」
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