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2011年結成、由緒正しき全寮制の共学高校「私立九瓏ノ主(クロノス)学園」を舞台に活動する2.5次元コスプレダンスグループ。クロノス学園の高校生神生アキラ、泉奏、朴ウィト、榊原タツキと、化学教諭九瓏ケント、ぬいぐるみのコンスタンティンの “5人と1匹”で構成される。
(左から)九龍ケント、榊原タツキ、コンスタンティン、神生アキラ、泉奏、朴ウィト
徐々に存在感を増していったアルスマグナ。今年2月、満を持してメジャーデビューを果たしてからも、テレビや雑誌、ライヴと大活躍。夏から秋にかけて、3rdシングル「ひみつをちょーだい」とDVD『アルスマグナ 〜半熟男子の野望〜』をリリースするなど勢いは止まらない。大成功を収めたライヴツアーを終え、休む間もない彼らに、新曲とDVDについて、そして今の率直な気持ちを聞いた。
神生アキラ
「お盆前に、ライヴツアー夏にキスしていいですか?〜半熟ロマンス臨海学校〜Wは一区切りついたんですが、ツアー自体は終わっても、アルスマグナの歩みが止まったわけでもなく、そこからまたスタートだと思っています。」
朴ウィト
「今回初めて、仙台に行ったんですよ。新しい場所に行けたことで、次からは6か所だけでなくて、7か所、8か所と、数を増やしていきたいと思いましたね。」
泉奏
「去年やったツアーよりも会場も大きくなった分、一度にたくさんの人と同じ空間を共有できる楽しさを実感できました。応援をしてくれているアルスメイト(ファンのこと)の存在の大きさも感じられましたね。また、今回はダンスだけでなく、ピアノをひいたりコントをしたりで、個人的にも一皮むけたツアーになったと思いました。」
榊原タツキ
「本当に得るものも多くて。特に体力面ですね。今回のツアーは、最後まで踊りきれたんです!あと、僕はお話を人に伝えることが苦手なんですが、事前に文章を考えておいて、それを話すこともできました!成長できたツアーでした!」
九瓏ケント
「ツアーが終わってからだいぶ経ちますが、曲が始まって私たちが登場した時のアルスメイトたちの歓声、人数、表情がすごく記憶に残っていて。皆が笑っていたり、泣いていたりする姿を見て、今回のツアーをやってよかったと実感できました。そして次につながるエネルギーにもなりました。」
今年2月のメジャー・デビュー後、次々とCDやDVDをリリース。写真集を発売したり、テレビで冠番組を持つなど目まぐるしい活躍を見せている。全国ツアーも大成功、来年には日本武道館での単独ライヴが決定しているなど、今後も“課外活動”や“行事”が目白押しだ。こんな急展開な状況にメンバーも戸惑いを隠せないのでは?
神生アキラ
「実はそんなに、僕の中では目まぐるしくというのはなくて。ただ、スタッフや関係者など、僕らのことを応援してくれる人が増えて、その人たちが、その人たちの視点でアルスマグナをこうしたら面白い、こういう表現をしてみたらどうかという“助け声”がすごく増えたと。」
榊原タツキ
「僕もあまり忙しさを感じてないですね。一つ一つのことをちゃんと形に残せるように意識しているだけ。せっかく周りに大人の方が増えて得るものが多いし、メンバーより僕は持っているものが少ないので、吸収できるものは吸収しようとしているだけです。」
朴ウィト
「タツキは遅れた成長期かもしれませんね(笑)。新曲はテレビアニメ『実は私は』の主題歌なんです。テレビを観ると、オープニングでアルスマグナが出てくるじゃないですか。自分なんですけど、自分のようじゃなくて、なんかミーハーな感じ(笑)他のアーティストと同じようにテレビに出ていることに対して、“うわ〜、こんなすごいことになってる”と正直、思ってます(笑)。」
泉奏
「そうはいっても、僕たちが何か特別変わったということはないんです。でも確実にチャンスは増えましたね。いくらライヴで面白いことをしていても、まずはアルスマグナを知ってもらわないと。そういう意味では、アルスマグナを知らなかった人たちが、CDやCM、テレビをきっかけにライヴに足を運んでくれるようになりました。」
九瓏ケント
「新しいことを始めるって、すごくワクワクするじゃないですか。どんどん新しいことをやって、“あぁこれ面白い”“これ楽しい”と、気が付いたらCDも3枚出していたという感じです。どんな手を使ってでも楽しませてみせるというのがアルスマグナのモットーなので、これからもアルスマグナを知ってもらうチャンスが増えてほしいですね。」
8月26日に3rdシングル「ひみつをちょーだい」がリリースされた。気になっていた女の子が吸血鬼で、その秘密を知ってしまった主人公のドタバラぶりを描いたテレビアニメ『実は私は』の主題歌。mihimaru GTのmiyakeによる書下ろしだ。
神生アキラ
「学園生活が見える音楽を作りたいというのは、miyake君とかとよく話していて、それがたまたま今回、タイアップのお話をいただき、“何がリンクしているって学園生活って絶対リンクできているよね”というところから楽曲制作は始まりました。メジャーデビューさせていただいた時から、“非現実的な世界”というテーマがあって。デビュー・シングル『ミロク乃ハナ』ではそこに連れて行こう、2ndシングル『夏にキスしていいですか?』では夏の甘酸っぱい恋、男の子の本当にうるさい感じを出しました。今回は、“誰もが必ず通ってきた学園生活の中で、何かわくわくしたり、ドキドキしたりすることって何だろね”と言った時に、たまたまアニメの方も、好きな子が吸血鬼で、それを知っちゃう1人の男の子の話だったので、“なんかその秘密感ていいよね。甘酸っぱい感じ出そうよ”って。」
九瓏ケント
「完成した楽曲を聴いて、アニメの始まる感じがすごく出ていると思いました。CMから切り替わった時にあの曲がポンと流れたら、観ている人はすぐにアニメの世界に引き込まれますからね。本当にすごい!」
朴ウィト
「爽快感がありますよね。でも、それはきれいなものではなくて、バタバタしている爽快感(笑)。学校の教室のざわざわした感じ。歌詞には切ないフレーズもあるんですが、その切なさすら忘れさせるような楽しい感じがあります。」
泉奏
「“ねぇねぇ ふたりの〜”といきなり話しかけるというのもあるし、すごく耳に残るんですよ。聴いた人はここのフレーズ残るんだろうなと思いましたね。」
神生アキラ
「アルスマグナの曲はすべて男の子側の気持ちを綴った一人称なんですよね。その中でも『ひみつをちょーだい』は、日記というか、自分の気持ちを赤裸々に書いています。」
榊原タツキ
「僕が最初に聴いた時、どこか懐かしいなと思いました。両親の影響で昔の曲をよく聴くんですけど、僕ら世代はもちろん、親御さんも懐かしさを感じつつ、楽しめる楽曲なのかなと思いました。」
アルスマグナといえばダンスに定評がある。今作でのダンスの見どころは?
神生アキラ
「普段は、ケント先生が振り付けをしてくれるんですが、今回は、パパイヤ鈴木さんにお願いしました。声に出せないことを体で表現できるのがダンスの面白いところなので、学園生活の甘酸っぱい感じをふんだんに出してもらいつつ、初めて見た方でも、簡単に真似できる振付になっています。1つの振付なんですけど、5つの色があって、それも楽しみの1つなのかなと。その日の気分によって、テンションあげたくない時は泉ヴァージョンやるとか(笑)。」
泉奏
「俺がテンション低いみたいな言い方ですね。」
9月23日にはDVD『アルスマグナ 〜半熟男子の野望〜』Vol.1〜3が発売。これは4月〜6月まで毎日放送で放送された、彼らの初冠番組全8回を3巻に分けたもの。笑いあり、感動ありと見どころも多いはず!?
九瓏ケント
「いわゆる半人前の男たちが、でっかい夢を持って、そこに突き進むという大きな番組のテーマの中で、先のツアーに向けて、それぞれが持っている苦手を克服して、ひとまわり成長した姿をアルスメイトに見せるという目標がありました。皆でわいわいガヤガヤやっている姿がそのまんま映っているDVDです(笑)。ちなみに私は高いところが苦手。苦手というか嫌い。むりくり乗せられるんですけど。」
朴ウィト
「僕が嫌いなのは絶叫系マシン。僕はよく、顔がうるさいとか言われるんですけど(笑)、絶叫マシンに乗ると声も、顔もうるさくなる。そこが見どころです。」
九瓏ケント
「意外と乗ったら静かだったよ。顔はうるさいけど、声は。あっ、うっ、ぐらい。」
泉奏
「なかなか見られない一面を出している番組なので、今まで俺を知っていてくれた方も、見たことがない俺を見られるDVDになっていると思います。」
神生アキラ
「自分はその椎茸が恐ろしく嫌いで・・・、すごい食ったんですけど。(笑)俺がどうこうではなくて、“あぁ人って嫌いなものと向き合うと皆同じ表情をするんだな”と思いました。なんか共感してもらいたいんですよね。絶対、そうなるから。皆もそうなるから。これを機にDVDで、ちょっと勇気をあげたい。“誰でも気持ち悪い顔になるから大丈夫”って。背中は押せないけど(笑)。」
榊原タツキ
「僕は苦手なものが多かったんですけど、精一杯、体を張ってがんばりました。例えば、人にものを伝えるのが苦手だったので、食レポをやらせていただいたんですよ。浅草まで行って、3軒ほどお邪魔しました。」
神生アキラ
「タツキックに関しては、苦手なものがいちばんたくさんあって。実は彼も椎茸が食べられなくて。最後にバーベキューをしたらナスも食べられないことがバレて。」
朴ウィト
「ハートが弱いですよね(笑)。」
来年2016年1月3日には日本武道館での単独ライヴ私立九瓏ノ主学園 迎春祭Wを開催する。詳細はこれから詰められていくが、常にファンを楽しませてくれるアルスマグナのライヴは本当にワクワクする。
九瓏ケント
「誰のためにがんばるかって、自分のためにがんばる。そしてファンのためにがんばる。それに尽きると思います。今回のツアーでの反省点を細かく正すよりも、いい部分をどんどん増やして、アルスマグナの世界観をもっと広げて、2.5次元ではなく、3次元での本番を迎えたいです。今は、これからの作戦会議が楽しみでしょうがない。やりたかったことがいっぱいあるので、それをどこまで形にできるか。大人たちと相談ですね。」
神生アキラ
「日本武道館は、今まで僕らを応援してくれていたメイトちゃんたちとの約束の場所でもあると思うので、その約束を果たすという気持ち。そしてそこでまた新しい約束ができればと思います。常に前を向きながら、いろいろな景色をメイトちゃんと一緒に見ていきたいです。」
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