TVアニメから企画としてオーディションを開始し、全国総勢1,300名の中から選ばれた渡邊 悠(Dr)、多田 宏(Vo/B)、小原 莉子(G)、による3ピースバンドThe Sketchbookを結成。結成直後、“着うた(R) ・着うたフル(R) 1万ダウンロード&1万メッセージ達成できなければ解散!”という企画が発表される。
「道」「Funny Bunny」「クローバー」3曲の着うた(R) ・着うたフル(R)ダウンロードの合計が10,000DL。ホームページからの応援メッセージ、ファンレター、ブログへの書き込み、路上ライヴやイベントでの応援メッセージ書き込みの合計が10,000件。この両方を達成しないとバンド解散というもので、結果は、ダウンロード数が43,213DL、メッセージ数が21,171件と見事に大幅な達成を果たした。
ライヴハウスでの活動はもちろん、インストアライヴも含め100本以上のライヴを慣行。デビュー2周年となる2013年9月28日(土)にはSHIBUYA-AXでのワンマンライヴが決定している。
人気アニメ『SKET DANCE』の中で登場人物たちが結成した3人組バンド“The Sketchbook”。それを実在のバンドとして誕生させるオーディションが2011年に開催され、1,300名の応募者から選ばれたのがこの3人! まずはその応募の動機や、異色な結成の経緯について語ってもらった。
多田:僕はもともと別のバンドで活動していたんですが、ちょうど解散するタイミングで。音楽を続けるかどうかも迷ったんですが、今まで自分がやってきた音楽がどう評価を得るんだろう?ということが気になって、腕試しのつもりで応募しました。
渡辺:僕も少し似ているんですが、前のバンドが解散して、漫画喫茶でアルバイトをしていたときに『SKET DANCE』の原作漫画にハマっちゃって(笑)。ネットで作品の情報を調べたりしているうちにオーディションの開催を知り、これは応募するしかない! と挑戦してみました。
小原:私も当時はどこのバンドにも所属していなくて、音楽を止めようかとも思っていたんです。そんなときに知り合いからこのオーディションの情報を聞いて、最後の自分試しのつもりで応募しました。
多田:こういう結成の仕方ってすごく珍しいと思いますが、僕たち自身はラッキーだったなと思っていて。学生時代の同級生とか、昔から長年やってきた仲間・・・というわけではないけど、だからこそそれを逆手に取れるというか。たとえば“そんなバンド、大したことない”って思う人がいても、そこでバシッと自分たちの演奏ができたら、もともとのハードルが低いぶん、より好印象に転じやすいと思うんです。だから、自分たちではすごい武器をもらったなって思っています。
楽曲制作は2ndアルバム以降、作詞:多田宏、作曲:The Sketchbook名義に統一し、本人たちで行っている。ライヴ活動も頻繁で、2013年はバンドの成長に期待を込めて“100本ライヴ”なる計画を進行中。それが先日、まだ半年弱を残して100本に到達したという。
渡辺:今は2日に1回のペースでライヴをやっていて、多いときは1日に3ステージやることもあります。100本という数字は、明確な目標を立てて、それをクリアすることでファンの皆さんにも一体感を感じてほしいという狙いがあったんですけど。超えてしまったらもうそこには捉われずに、101本目でも102本目でも、変わらない気持ちで貪欲にやっていきたいと思います。
小原:私たちは長く一緒にやってきたメンバーじゃないけど、ほかのバンドが味わうような泥臭い部分を今のライヴ三昧の日々で経験しているのかなって。結成当初、楽曲の1万ダウンロードと1万メッセージを超えなければ解散・・・という試練を与えられたのですが、そういう時間も乗り越えたことによって3人の絆がより強くなった気がします。
そして来たる7月31日(水)待望の3rdアルバム『12』がいよいよリリース!
気になるタイトルは「時計だったり、12ヵ月だったり、“12”は始まりと終わりを示している数字」(多田)と、3人が命名。「物事は何か始まれば必ず終わりが来る。だからこそ、その時間の重みや一瞬一瞬の大切さに気付いてほしい」というメッセージが込められているそう。
渡辺:今回は本当にバラエティに富んだ1枚で、僕はもう、手応えしかないです!(笑)。それぞれの楽曲が一貫したテーマを持っているし、“弱さと向き合うことで強くなれる”といった僕らが伝えたいこともストレートに感じてもらえるんじゃないかなって。新たなバンドサウンドも採り入れたくて、今までにないビートを入れている曲もあります。
多田:成長し続けていくためにはやっぱり現状に満足しちゃいけないし、そういう僕らの気持ちも込められたんじゃないかと。さっき渡辺が言った“バンドとして伝えたいもの”が明確になってきたことで、歌詞にも芯が出てきた気がしますね。中でも「over the station」という曲は9月に控える初のSHIBUYA-AX公演に向けて作ったところも大きいんですが、そこでみんなでひとつになれる曲が欲しいねってことで。駅はいろいろな人が行き交う場所なので、僕らのライヴや音楽がそういう場所になればいいし、The SketchbookとしてもSHIBUYA-AXというひとつの駅に向かって突っ走っていきたいと思っています!
SHIBUYA-AXは、去年の1周年ライヴを2〜300人規模の会場でやったときに「次は絶対あそこに行く!」と自分たちで決断をしたそう。当時は1,700人規模のSHIBUYA-AXでのライヴは無謀な目標とも思われたそうだが、「守りに入らず、背伸びするくらいじゃないとダメ。そうやって自分たち自身を高めていく」(渡辺)とキッパリ。現在もハイペースでライヴ活動を続けるThe Sketchbook。夏が終わり、ちょっと涼しくなるころには、ひと回りもふた回りも成長した彼らに出会えることだろう。
The Sketchbookの「いま」気になる音楽・映像・本についてQUESTION!!
The Sketchbookの動画コメントをこちらでチェック☆
お気に入りの3つ(音楽・映画・本)のインタビュー中、「誰がどのお気に入りを話すか“いっせーのせっ”で決めよう!!」と提案をする多田くん。和気あいあいと“いっせーのせっ”を実行するメンバーに、現場にいるスタッフからも笑いが♪
そんなお茶目な一面もありつつ、9月にSHIBUYA-AXで行われる2周年ライヴについて触れると、3人は「SHIBUYA-AXの会場を人で埋めたい。そしてその景色をファンの方々にも見せてあげたい、見て欲しい。」と真剣な眼差しで話す。音楽に真摯に向き合う姿勢に、グッと心を掴まれました!!
ぜひこの特集を読んでくださっている皆さんもNewアルバム『12』、そして9月28日(土)@SHIBUYA-AXのワンマンライヴをチェックしてくださいね☆
携帯やスマートフォンでも、The Sketchbookを楽しめる
モバイルコンテンツはコチラから♪
携帯電話のバーコードリーダーで右のQRコードを
読み取ってください。
※クリックするとメールが立ち上がります。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの商標登録です。