国民的美少女コンテストで10万人の中から選ばれた、総勢21人のファイナリストたちによって結成されたX21。正統派黒髪美少女アイドルとして話題の彼女たちの2ndシングル『恋する夏！』がドロップ。アイドル戦国時代とも言える昨今、メンバーを選抜で勝ち上がり、見事ステージに立つことができた12人にインタビューを行った。

１stの『明日への卒業』からわずか3ヶ月というスピードで2ndシングル『恋する夏！』をリリース。前作とは打って変わってポップなナンバーの為、歌い方や表現方法を変えたという。

吉本「１stの時もそうだったんですが、私は楽曲を初めて聴くときに、自分が表現する側として何を伝えられるかを常に考えます。今回、『恋する夏！』を聴いたときは、海でメンバーたちと踊っている姿が出てきて。そのワクワク感や元気な感じを表現したいと思いました」
小澤「『明日への卒業』とはまた違ったフレッシュさを出したいと思いました。恋をテーマにした夏の歌なので、X21の明るい雰囲気にもぴったりだし！」
上水口「私たちが歌っている姿や表情にも注目してほしいですね。1stのゆっくりとしたおだやかな表情から、明るく元気に夏を楽しんでいるX21の新たな一面を表現しているので」

そして、メンバー全員が口を揃えて推すのが、女の子の恋する気持ちが詰まった歌詞だ。

泉川「歌詞もすごくいいんです！　『キミと初めてのキスをしよう』とか『ついにふたりでやって来た夏の砂浜』とか具体的なフレーズがいっぱいあってキュンキュンしちゃいます」
全員「わかるー！！」
田中「私も実穂（泉川）が言った『キミと初めてのキスをしよう』ってところはドキドキしちゃいました。そのドキドキ感を皆さんに伝えたい！」
白鳥「夏祭りとか海とか、私たちと同年代の女の子が経験したいことが詰まっているから、聴いてくれた人がキュンキュンしてもらえるように歌いたいですね」
長尾「最初、歌詞を見たときニヤニヤしちゃって（笑）。胸がキューッとなりました。『明日への卒業』では前向きな女の子の気持ちを表現しましたけど、今回は“男の子をオトすぞ！”みたいな恋に積極的な女の子の気持ちを歌いたいと思っています」
井頭「恋をしたらこういう感じになるんだろうなって。彼氏と海に行ったりって妄想が頭に浮かんじゃいました。えへへ（照れ）」
全員「カワイイー！！」
末永「X21は恋愛禁止だから、私も頭の中で妄想彼氏を作って、その彼に向けて歌うようにしています（笑）」
籠谷「妄想彼氏分かる！　私、いままであまり乙女心って分からなかったんですけど『驚いたかな？内緒で着てきた浴衣』という歌詞を読んで、浴衣って女の子がドキドキしながら着るものなんだ！って分かりました」
若山「浴衣と言えば、私、オーストラリア出身なので浴衣を着たことなかったんですよ。でも、日本にいるおばあちゃんから浴衣が送ってこられ…て？」
籠谷「送られてきて！　たまに日本語がでてこないからね（笑）」
若山「そうそう！送られてきて、すごく嬉しかったからレストランに着ていっちゃった。そうしたら、周りの人がすごくカワイイって褒めてくれて」
山木「外国で浴衣は目立つよね。浴衣も海も女の子だったらテンションがあがるキーワード。だから、男の子にこの歌を聴いてもらって、女の子が喜ぶポイントを知ってほしいな」

ＣＷには韓国で大ヒットした『キヨミ・ソング』を日本語でカバー。キヨミとは韓国語で「カワイイ子」の意味で、その言葉通りかわいらしく歌う彼女たちの姿が印象的だ。

泉川「ふんわりしていてすごくかわいらしい曲。ビデオの撮影のときも、思いっきり笑うってより、はにかむというか…なんていえばいいんだろう…」
長尾「小悪魔系みたいな？」
末永「実穂っぽいよね」
泉川「え！　私？」
小澤「照れながら、歌詞にある『私からはなれてはだめよ』って言いそう（笑）。
泉川「言ったことないよー！（笑）」
上水口「振付けもカワイイので、そこにも注目してほしいですね。すごく覚えやすいし」
籠谷「私と真実（長尾）が指先にチュッってキスをするんです。そこが見どころ！」
山木「好きな人とカラオケに行って、この歌を歌いながら好きってことを伝えたらいいかも」
全員「キャー！！　いいねー！　カワイイ！！（大盛り上がり）」
若山「『恋する夏！』は、はじけるような恋だけど、『キヨミ・ソング』はポカポカ温かくなるような恋だよね」
白鳥「うん！土曜の昼下がり的な」
全員　爆笑！！
吉本「このシングルには違った２つの恋が表現されているんです」

これから夏に向けて、様々なイベントに出演が決定している彼女たち。今後の活動をリーダーの吉本実憂に聞いてみた。

吉本「これから多くのイベントでたくさんの方と出会えることが何よりも楽しみです。『恋する夏！』で恋をしている女の子たちを応援したいし、男性の方には、この歌を聴いてキュンキュンしてもらいたいですね。そう思ってもらえるよう、私たちも頑張るので！　みんな頑張ろうね！」
全員　頑張ろう！！

キラキラ光る笑顔と明るい笑い声で包まれたインタビュールーム。彼女たちの、歌に、イベントに、そしてファンのみんなに「恋する夏」は始まったばかりだ。